マタニティブルーズと産後うつについて

2021年10月5日 2021年10月5日夏目まさ代

夏目まさ代

♣マタニティブルーズとは

マタニティブルーとも言いますが、産後数日から2週間程度のうちに

ふいに涙が止まらなくなったり、いらいらしたり、落ち込んだりする神経症状が出ることを言います。

人によっては情緒不安定になったり、眠れなくなったり、集中力がなくなったり、

焦るような気分になったりしますが、

ほとんどは一過性であることが多く、だいたい2週間程度でおさまっていくようです。

原因としては、人生の一大イベントを乗り越えた後の気持ちの変化や、子育てへの不安などがありますが

急激な女性ホルモン（エストロゲン）の低下など内分泌環境の変化に伴って症状が現れると考えられています。

♣産後うつとは

産後うつは気分の落ち込みや楽しみの喪失、自分を責める気持ちや自己評価の低下をあげる

産後3ヶ月以内に発症することが多いうつ病です。

マタニティブルーズが通常1-2週間でおさまるのに対して、症状は2週間以上続きます。

マタニティブルーズがあった女性は産後うつ病の発症の可能性が高いと言われています。

発症の背景要因としては、うつ病の既往の他、パートナーからのサポート不足など育児環境によるのも多いと考えられています。

妊娠中から不安やうつの問題が出ている場合も多く、妊娠中からのケアが大切になってきます。

妊娠中そして産後に続いて

女性の身体と心には大きな変化が起き

バランスを崩される方も多くみえます。

初めてのことばかりで

どれが不安でどれが不安じゃないのか

わからなくなることもおありかと思います。

妊娠されていらっしゃる方や

出産を迎えられた方のお話もお聴きいたしております。

抱えていらっしゃるお気持ちに

寄れ添わせていただきたいと思っております。

夏目まさ代くれたけ心理相談室（知多支部）心理カウンセラー

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