マインドフルネス療法の特徴

「いまこの瞬間」に意識を向け、知覚、思考、感情、行動を観察することに重点を置きます。

ただその感覚をながめ、良い、悪いの価値判断をしないことを大事にします。

3分マインドフルネス

・目を優しく閉じます

・60秒自分の呼吸を観察します
息を吸い,吐く
ただその動きを観察します

・60秒体の感覚に集中します
胸が膨らんだり、小さくなったりします
体温を観察します
風を感じている感覚を観察します

・60秒感情を観察します

少しイライラしている…
心地よいと感じる…
落ちついている…

ありのままを観察します。

 

このように自分自身を観察していくと、

心が落ち着く
感情に流されなくなる
冷静に物事を進めていける

などの効果があります。

マインドフルネスの基本姿勢

♥ 判断しない

観察した感情や考え方に対して、腹を立てず、憎まず、批判せず、判断しません。
ありのままの感情や考え方をそのまま自然なものとして観察します。

♥ 忍耐強く

マインドフルネスは練習をしていてもすぐには習得できず、気が付けば感情の渦に取り込まれてしまうことがあります。
そんなときは、心配や不満、イラつき、つらい思いがある時、まさにそれらの感情に巻き込まれやすい自分を忍耐強く観察していきます。
粘り強く継続することで、自分自身を少しずつ客観視できるようになります。

♥ 初心を忘れない

日々の体験に対して、初めてのことのように感じることを大事にします。
自分と言うものは分かっているようでわかっていない部分もあります。
「初心」で初めて見るように見ると感動が生まれます。

♥ 自分を信じる

自分を信頼し、感情を否定せず向き合うことが大切です。
自分自身とちゃんと向き合うことができて、理解した上で、行動を積み重ねていくと自分自身を信じることができるようになります。

♥ むやみな努力をしない

マインドフルネスでは努力をしない自分も認めます。
必ずしも自分を変えようとか、違う自分になろうとか、人は変わろうとしないでも良いと考えます。
むやみな努力をするのではなく、規則正しくやるべきことを丁寧にこなしていく姿勢が大切になります。
今の自分に心を向けつつ、理解を深めながら、コツコツ努力していく。
その姿勢が結果的には目標にたどり着きやすくなります。

♥ 受け入れる

生じてくるすべてのものを、そのまま受け入れます。
痛みや哀しみ、怒りなどの感情も“あるがまま”に受け入れます。
あるがままの感覚が身についたとき、心の平穏が訪れてくると思います。

♥ とらわれない

マインドフルネスではとらわれないことが大事にされます。
人は往々にして執着することが多いです。
執着をすると、失うことが怖くなったり、不安が大きくなったり、イライラすることが増えていきます。
マインドフルネスで観察をして気づきを得たあとに、緩める(手放す)練習をしてもいいかもしれません。