セラピストになったきっかけ
小学校の時はさほど思わなかったのに、中学生になると周りの子の雰囲気も違うようになり、心がざわざわするようになりました。
「人と比べる」そして「劣等感」を感じるようになります。
高校生になるとその感情は大きくなり、ダイエットがきっかけで心と体のバランスが崩れてしまい、苦しい思いもしました。
「自分が嫌」「自分を認められない」。
20代に入っても苦しい感情は続き、どうにかしたいと、図書館へ行き『心理学の本・こころの本・よりよく生きるための本』を片っ端から読んでいきました。
今までわからなかったことの答えをたくさんの書物から得ることができ、納得していくにつれ、自分の気持ちが楽になっていくことに気がつきます。
カウンセリングとの出会い
方法や心の仕組みはわかったけれど、それらをどう使っていいのか、自分のこころをどうしていけばいいのかわかりませんでした。
そして『カウンセリング』という言葉に出会います。
自分のこころの問題がお医者さんの薬では治せないのではないかというのは感じており、カウンセリングはまさに私が求めていたものでした。
そのころは、カウンセリングを行っているところが少なかったのですが、探して「電話カウンセリング」を受けることにしました。
「自分の話を聴いてくれる」「自分のためだけの時間」は私にとって特別で、そのころ人生で何よりも向き合いたいことでした。
カウンセリングで得られたもの
自分のことを知らないカウンセラーさん。親にも、友達にも、彼にも話せないことを何でも話すことができます。本心を言うことができます。
カウンセラーさんを通して自分を知ることができました。
抑えていた感情にも気づきました。それを言葉にすることで、自分の中から出ていくのを感じました。
思いっきり泣けました。すっきりし、こころが癒されていくのを感じました。
調子の良いときにもカウンセリングを利用し、心の微調整をしてもらったり、たわいない話を聴いてもらったりしていました。
どんな私でも受け止めてくれるカウンセラーさんにすごいなと憧れを感じていました。
少し得意なこと
自身のこころの問題に向き合いながら、『心の知識』が増えていきました。
大学を卒業してから、様々な職業で多くの方と出会いましたし、プライベートでもたくさんの出会いがありました。
そうした方とお話しする中で、「こういうことを言いたいのかな」と割と早い段階で気がつくことありました。
「本当はこう思っているのではないかな」と感じていたことが、話を聴いていく中で合致することもありました。
『自分の得意』と『やりたいこと』がピタッと合わさり、カウンセラーの道に進むことを決意しました。
皆さまへ
どのようなお話でも寄り添わせていただきます。
あなたさま自身の人生がより輝きますように、あなたさまに笑顔があふれますように、お話をお聞かせください。
くれたけ心理相談室 夏目まさ代